アンケート企画「強がりの嘘」

雨上がりのハプニング

それは、ある雨上がりの放課後のことだった。

覇犁と帆稀は、二人で図書室の片付けの手伝いを頼まれていた。

他の生徒たちはすでに帰り、静まり返った室内には、窓から入る湿った風の音だけが響いている。

「帆稀、その上の棚の本、取ってくれる?」

「お前、本当に背がちっちゃいな。ほら、貸せよ」

帆稀が覇犁の後ろから手を伸ばし、本を受け取ろうとしたその時だった。

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