『冥府の門番は今日も忙しい!――聞いてないぞ! 死神が仕事放棄とか!――』
こんな時に知りたくもない親父の情報だけが増えていく。
咲良は俺のツッコミを流しながら、別の画面を開いた。
「冥府庁内の転移履歴も確認してる。でも、螺良様の魔力反応そのものが拾えない」
その言葉には、さすがに俺も黙った。
親父が単に何処かで寝ているだけなら、魔力反応まで消えることはない。あれだけ馬鹿みたいな魔力を持っている奴なのだから、意図的に隠さない限り、何処にいたって簡単に見つかる。
「……自分で消してるってことか?」
「可能性はある」
「この状況で?」
「だから困ってるのよ」
咲良は俺のツッコミを流しながら、別の画面を開いた。
「冥府庁内の転移履歴も確認してる。でも、螺良様の魔力反応そのものが拾えない」
その言葉には、さすがに俺も黙った。
親父が単に何処かで寝ているだけなら、魔力反応まで消えることはない。あれだけ馬鹿みたいな魔力を持っている奴なのだから、意図的に隠さない限り、何処にいたって簡単に見つかる。
「……自分で消してるってことか?」
「可能性はある」
「この状況で?」
「だから困ってるのよ」