ドリーム!!〜引っ越し先で出会ったのは異世界人でした〜

お母さんが倒れちゃった!?

プルルル…プルルル
電話の音が鳴り響いてビクッとなった
誰の電話だろう
え ?私だ…
「 はい もしもし」
「ひなた?」
「うん!」
この声はお母さん?
「お母さんよ」
やっぱり!
でも…
「 お母さん 急にどうしたの?」
「 あのね ひなた… 実は お母さん倒れちゃった
のよ 」 
え?!
「お…お母さん大丈夫 ?」
「もう体調はだいぶ良くなったけど1週間くらい
入院するの …本当は不安になってほしくないから電話したくなかったんだけど
ちょっと持ってきて欲しいものとかがあるから
電話したの…
でも元気だから心配しないでね 」
わ、私のせいだ… 引っ越し なんてしたから
負担かけちゃったんだ
「あの お母さん 、明日 お見舞いに行くね」
「いいのよ そんな急じゃなくて」
「うーん心配だから 行かせてほしい!」
「わかったわ 気をつけてくるのよ 」
「うん 」
「お見舞いに来たらたくさんお話をしましょう」「うん…無理しないでね」

プープープー

あ、切れた…お母さん大丈夫かな…
「あのひなた どうしたんだ …大丈夫か?
顔色が悪いぞ」
「あ、 つきとくん… ちょっとお母さんが
倒れちゃったみたいで…
明日病院に行くんだ」
「…そうなのか」

「 俺も行っていいか?」
「え ?つきとくんも?」
「お世話になってるしな それに一人じゃ
危ないだろ」
「あ、ありがとう でも申し訳ないよ…」
「…行かしてほしい ダメか?」
うっ…そんな風に言われたら…
「… じゃあ お願いしようかな」
「 ありがとうひなた」
「ううん…こちらこそ …
明日の朝に ピンポンしに行くね」

次の日私はつきとくんの家のチャイムを鳴らした
つきとくん…わざわざ …
ついてきてくれるなんて優しいな…
この優しさに甘えちゃっていいのかな …
「はい」と言って つきとくんがすぐに
出てきてくれた
「わっつきと君 かっこいい」
これはもちろん本心で行ったことだ
ていうよりも なんか言葉が出ちゃったって
感じかな
そう言うとなぜかつきとくんが
そっぽを向いてしまった
なんで!?嫌われるようなこと言っちゃったかな 「…ひなたも 可愛いな」
「え?ふふっ…ありがとう」
こんな地味子に可愛いなんて
思ってないだろうけど
お世辞でも嬉しいな !
「お世辞だと思っているだろ本心 だからな」
え?そんなわけないのに…つきとくんは
女の子なれしているのかな?
そう思うとなぜか心がズキッとした
ん?何だろう
電車で学校であったことや 、
お母さんとどんな生活を過ごしていたか
楽しくおしゃべりをした 
つきとくんはあまり喋らなかったから
なんか私ばっかり話してたような気がするな …
いつのまにか 田舎の方に入っていた 早いな…
病院について 病院の中に入って
お母さんの部屋番号を聞くとすぐにお母さんの部屋に向かった
すると途端に不安な気持ちが溢れ出してきた
元気かな ?無理してないかな?
私がものすごく不安な顔をしていたからだろうか つきとくんが頭をポンポンとしてくれた
は 恥ずかしい …
だけどなぜか月とくんの ては ものすごく安心できた…
部屋を
ガラガラっと開けると 4人部屋なのに
1人しかいないお母さんがいた
「 ひなた!」
「お、 お母さん大丈夫 ?」
「元気よ安心して…
それで… ちょっと気になったことを
聞いてもいいかしら
そこの男の子は誰 ?」
「あ 月とくんだよ!お友達ができたの
すごく優しいんだよ 」
「つきとです 」
「あらあら、まあまあ
ひなたがそういうなら…仲よくしてあげてね」
「はい もちろんです」
私は久しぶりに会えたお母さんが嬉しくて
友達のこと、学校のこと
つきと君たちのことをたくさん話した
「わっもうこんな時間!
これ以上はお母さんの負担になったらいけないし 時間もあるから もう帰るね」
「 無理しないんだよ …
もし時間があったら また来てね 」
そう言って別れを告げて また電車に乗った
そういえば たくさんお母さんと話しちゃったけど
つきとくんは待っててくれたんだ  
そう思うと感謝の気持ちが溢れてきた
「ありがとう」と言うと
またつきとくんがそっぽを向いてしまった
なんで!やっぱり 長話しすぎて怒られた ?
電車に乗って 長く ガタゴトと揺れて帰ってきた
もう 薄暗くなっちゃった…
「お母さん元気そうで良かったな 」
そう つきとくんが行ってくれて
私はとっても嬉しくなった
つきとくんは優しいな…
そんなことを思いながら
マンションの入り口に入ったらなぜかみんながいた
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