ハニー*シークレット
「……。」

「……」

相変わらず、イケメンさんと狼さんは黙っている。

津崎さんがそっちを見ながらはぁ、とため息を吐いた。

「響、蓮、早く挨拶して。」

仁斗さんに急かされて、やっと、狼さんが口を開いた。

「…守宮 響。」

ぼそっとつぶやいて、あまり聞こえなかったけど……、守宮さんか……。

ふふふっ…できれば、みんなと仲良くして一ヶ月、平和に終わらせたいな……。

「…一条 蓮。中2、よろしく」

わっ……!

ぽんっと頭に一条さんの手が乗せられて、びくっと体が揺れる。

び、びっくりした……!

男の子から撫でてもらうなんて、初めてかもしれない…。

でも、嬉しいなっ…。

私は一条さんに、にこっと微笑みを返した。

みんなの視線が、私に集まる。

…え?

な、なんだろう……?

私、へんなことでも、しちゃったかな……?

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