幼なじみからの溺愛が止まりません!
三時間目のあとの休み時間。
私は友達に頼まれて、隣のクラスまでプリントを届けに行った。
すぐ戻るつもりだったのに、廊下で同じ学年の男子に呼び止められる。
「小春さんって、橘と幼なじみなんだよね」
「うん、そうだよ?」
「やっぱ仲いいよな。小春さん、やさしいし可愛いし、ちょっと話してみたかったんだ」
不意打ちの言葉に、私は困って曖昧に笑った。
そのときだった。
「みお」
聞き慣れた声がして、肩がびくっと揺れる。
斗真がこちらに歩いてくる。
しかも、いつもみたいな余裕のある笑顔じゃない。
「先生、プリント早く持ってこいって」
「あ、ごめん。今戻る」
そう言って動こうとした瞬間、斗真が私の手首を軽くつかんだ。
「行こ」
短いその一言に、有無を言わせない空気がにじむ。
私はそのまま斗真に引かれて教室まで戻った。
人気のない階段の踊り場まで来たところで、斗真がぴたりと足を止めた。
「斗真?」
「……ああいうの、困る」
低い声だった。
「え?」
「他のやつに笑いかけるの」
思わず目を瞬く。
斗真は少しだけ視線をそらして、でもすぐに私を見た。
「みおは悪くない。わかってる。でも、余裕なくなる」
その表情が、昨日告白してくれたときと少し似ていて、胸がきゅっとなる。
私は友達に頼まれて、隣のクラスまでプリントを届けに行った。
すぐ戻るつもりだったのに、廊下で同じ学年の男子に呼び止められる。
「小春さんって、橘と幼なじみなんだよね」
「うん、そうだよ?」
「やっぱ仲いいよな。小春さん、やさしいし可愛いし、ちょっと話してみたかったんだ」
不意打ちの言葉に、私は困って曖昧に笑った。
そのときだった。
「みお」
聞き慣れた声がして、肩がびくっと揺れる。
斗真がこちらに歩いてくる。
しかも、いつもみたいな余裕のある笑顔じゃない。
「先生、プリント早く持ってこいって」
「あ、ごめん。今戻る」
そう言って動こうとした瞬間、斗真が私の手首を軽くつかんだ。
「行こ」
短いその一言に、有無を言わせない空気がにじむ。
私はそのまま斗真に引かれて教室まで戻った。
人気のない階段の踊り場まで来たところで、斗真がぴたりと足を止めた。
「斗真?」
「……ああいうの、困る」
低い声だった。
「え?」
「他のやつに笑いかけるの」
思わず目を瞬く。
斗真は少しだけ視線をそらして、でもすぐに私を見た。
「みおは悪くない。わかってる。でも、余裕なくなる」
その表情が、昨日告白してくれたときと少し似ていて、胸がきゅっとなる。