幼なじみからの溺愛が止まりません!
「斗真、まだ怒ってる?」

思い切って聞くと、斗真は少しだけ目を細めた。

「怒ってるっていうか……余裕ない」

「昼のこと?」

「それもある」

そう言って、斗真は歩く速さを少しゆるめた。
そのまま人通りの少ない公園の横で足を止める。

夕焼けに照らされた横顔は、いつもより大人っぽく見えた。

「みおさ、たぶん自分がどれだけ可愛いか全然わかってない」

「えっ」

「無自覚に優しいし、すぐ笑うし、ああやって誰にでもちゃんと向き合うだろ」

心臓がどくんと鳴る。

「それ見てると、取られそうで嫌になる」

まっすぐに言われて、息が止まりそうになる。
昼間にも嫉妬してるって言われたのに、帰り道で改めて聞くと破壊力が違いすぎた。

「みおは、俺のことちゃんと好きって言ってくれたし、信じてる。……でも、足りない」

「足りない?」

「もっとほしい」

低い声が、胸の奥まで響く。
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