【激辛ヒューマンドラマ】マッチング〜コンカツやめたい
第2話
時は、9月6日の深夜1時半頃であった。
またところ変わって、クラシキ埠頭の中にある倉庫群にて…
「イヤァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!やめて!!やめてやめてやめてやめてやめてやめてやめてやめてやめてやめてやめてやめてやめてやめてやめてやめてやめてやめてやめてやめてやめてやめてやめてやめてやめてやめてやめてやめてやめてやめてやめてやめてやめて!!」
倉庫群に女性の叫び声が響いた。
叫び声をあげた女性は、白のブラウスと赤色のロングスカートを着ていた。
不審な男は、女性を地面に倒したあと馬乗りになった。
女性に馬乗りになった男は、竜興《たつおき》であった。
(パチーン!!パチーン!!パチーン!!パチーン!!パチーン!!)
竜興《たつおき》は、女性の顔を平手打ちでたたいた。
その後、白のブラウスを破ろうとした。
この時であった。
(ドカッ!!)
竜興《たつおき》の背後にいた男が体当りしてきた。
竜興《たつおき》に体当りした男は、女性の夫であった。
「わああああああああああああああああああああ!!」
女性の夫に体当りされた竜興《たつおき》は、その場から逃げ出した。
「待て!!よくも妻を犯したな!!」
女性の夫は、竜興《たつおき》を追いかけ始めた。
………………………
それからまた1時間であった。
またところ変わって、港大橋にて…
竜興《たつおき》は、無我夢中で逃げ回っていた。
この時であった。
(ブブブブブブブブブブブブブブブブブブブブブブブブブブブブブブブブブブブブブブブブブブ!!キーッ!!ドスーン!!)
「わああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!」
(ドボーン!!)
竜興《たつおき》は、車道を走っていたトレーラーにはねられたあと海に転落した。
海に転落した竜興《たつおき》は、その場で死亡した。
……………………………
時は、朝7時20分頃であった。
またところ変わって、阿方《あがた》にあるAコープの中にて…
この時、従業員さんたちはまだ出勤していなかった。
中にいたのは通直《みちなお》だけであった。
通直《みちなお》は、ロッカーの整理を終えたあと上の人が使っているデスクの中に入っていた法人名義のクレカ5種類と小切手類など…金品を強奪した。
……………………………
それからまた20分後であった。
またところ変わって、従業員口にて…
この時、通直《みちなお》は出勤してきた女性従業員さんと会った。
女性従業員さんは、通直《みちなお》に対して声をかけた。
「来住田《きしだ》さん。」
「はい。」
「これからどちらへ行かれるのですか?」
通直《みちなお》は、ものすごくつらい表情を浮かべながら言うた。
「オレ、きょうを持ってAコープやめます。」
「やめるって!?」
「はい。」
「なんでやめるのよ!?」
「英検一級の資格を生かせるお仕事が見つかったので…そちらへ転職します!!」
「それならAコープでも約に立つわよ〜」
通直《みちなお》は、ものすごく怒った声で女性従業員さんに言うた。
「Aコープでは生かせないから転職するのです!!」
「気持ちは分かるけど…」
「あんたはオレにどうしろと言いたいんだよ!!」
「通直《みちなお》さんはAコープで必要な人なのよ!!」
「やかましいクソバカだまれ!!」
通直《みちなお》は、女性従業員さんに対してこう言うた。
「おい!!上司《ハゲ》が出勤してきたら言うておけ!!来住田《きしだ》のクソバカは待遇面に不満があるからやめました…と言うておけ!!…オドレも人の心配をするヒマがあるのだったら、39のシングルの娘のことを心配しろよ!!…あんたの娘はたしか…99999回お見合いを断られていたよね…どうせ10万回目も壊れるわ…フン!!」
通直《みちなお》は、女性従業員さんに対して吐き捨てる言葉を言うたあと職場から出ていった。
女性従業員さんは、その場に座り込んだあとぐすんぐすんと泣き出した。
………………………………
時は、朝8時半頃であった。
またところ変わって、延喜《えんぎ》の旧国道沿いにある漬け物製造工場にて…
工場の事務所にいさおと数人の従業員さんたちがいた。
いさおは、数正《かずまさ》が大手結婚相談の店でもめ事を起こした事件を機に元いた会社をやめたあとここに転職した。
(漬け物製造工場は、いさおがいた会社と取引していた会社でいさおが出向する予定であった)
……………………………
(ジリリリリリリリリン!!ジリリリリリリリリン!!ジリリリリリリリリン!!ジリリリリリリリリン!!ジリリリリリリリリン!!)
この時、デスクに置かれていたダイヤル式の黒電話機からけたたましいベルが鳴り響いた。
すぐ近くにいた女性従業員さんが受話器を取ったあと電話の応対をした。
電話の応対をしていた女性従業員さんは、切羽つまった声で言うた。
「わかりました!!来住田《きしだ》さんに大急ぎで伝えます!!」
女性従業員さんは、受話器を置いたあといさおに伝えた。
「来住田《きしだ》さん!!大至急自宅へお帰りください!!」
「なんで帰るのかな〜」
「通直《じなん》さんが勤務している職場の女性従業員さんが通直《じなん》さんが発した言葉を言われたことをくに…職場の倉庫で首を吊って命を絶ちました!!」
「なんだって!!」
「すぐにご自宅にお帰りください!!」
……………………………
(グォーン!!キーッ!!)
それからまた1時間後であった。
またところ変わって、家の前にて…
家の前に黒のトヨタラウムが急停車した。
トヨタラウムは、近所の家の息子さんが運転していた。
いさおと通直《みちなお》は、近所の家の息子さんが運転する自動車に乗せていただく形で出勤していた。
(バタン)
後部座席がひらいたあと、ものすごい血相を浮かべているいさおが飛び出た。
「たいへんだたいへんだ!!」
ものすごい血相を浮かべているいさおは、足早に家の中に入った。
………………………
またところ変わって、家の大広間にて…
大広間には、昌子と奈保子《なおこ》と汐香《しおか》とよしこの4人がいた。
テーブルの上には、一枚の書面が置かれていた。
テーブルの上に置かれている書面は、通直《みちなお》が書き残した置き手紙であった。
(ドカドカドカドカドカドカドカドカドカドカドカドカドカドカドカドカドカドカドカドカドカドカドカドカドカドカドカドカドカドカドカドカドカドカドカドカドカドカドカドカドカドカドカドカドカドカドカドカドカドカ!!)
この時、ものすごい血相を浮かべているいさおが大広間に入った。
「今帰ったぞ!!なにがあったのだ!!」
ぐすんぐすんと泣いている昌子は、テーブルの上に置かれていた書面を手に取ったあといさおに言うた。
「あなた!!これを見て!!」
書面を受け取ったいさおは、書面に書かれている内容を見た。
書面には、通直《みちなお》が抱えていた『怒り』『悲しみ』『うらみ』…がたくさん書かれていた。
いさおと昌子が『すてきなお相手が見つかるよ』と言うたので勤労青少年ホームの英会話教室に入会した…
しかし、勤労青少年ホームですてきなお相手を見つけることができなかった…
いさおと昌子が『まだ身の丈に合うお相手がいないだけよ』と言うたあと神様にお任せしたらどうかと言うた…
神様にお任せしたらと言われたのでそのとおりにしたのに、すてきなお相手が来なかった…
他にも、『Aコープの待遇面が悪いこと』も書かれていた。
文章の最後に勤労青少年ホームの男性会員さまの名前を出したあとよりし烈なうらみを込めた文章が書かれていた。
書面を一通り読んだいさおは、がっくりと肩を落とした。
「通直《みちなお》…なんでこんな恐ろしいことを書いたのだ…」
よしこは、ものすごく怒った声でいさおに言うた。
「今回の問題の元凶は、全て義兄《にい》さんにあるのよ!!」
「そんなことは分かっている!!」
「自殺した女性従業員さんのことについては、うちら夫婦が弁護士さんに頼んでジダン交渉をするから…通直《みちなお》のことについては義兄《にい》さんたちで問題を解決してください!!」
「分かってるよ〜」
自殺した女性従業員さんのジダン交渉については、よしこが知人の弁護士さんと一緒に女性従業員さんのご家族さまたちと交渉する形で進めていくことが決まった。
通直《みちなお》が書いた置き手紙に『探さないでください』と書かれていた。
いさおと昌子は、通直《みちなお》にあやまりたい一心になっていたので警察署に捜索願いを出しに行った。
…………………………
時は、深夜11時50分頃であった。
またところ変わって今治市高地町《しないこうちちょう》にあるゆきたか公園にて…
「イヤ…イヤ…」
公園内に女性の泣き声が聞こえた。
女性は、不審な男に倒されたあと馬乗りになっていた。
不審な男は、通直《みちなお》だった。
被害者の女性は、通直《みちなお》が気になっていた勤労青少年ホームの女性会員さんだった。
女性会員さんは、あす男性会員さんと挙式披露宴を挙げる予定であった。
通直《みちなお》は、置き手紙に書かれていた男性会員さまに対して非常に激しいうらみを抱えていた。
通直《みちなお》は、よりし烈な怒りを込めながら女性会員さんの首をしめて殺した。
(ビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリ!!)
その後、通直《みちなお》は女性会員さんが着ていたダークレッドのワンピースをズタズタに破いた。
破れたブラウスの中から白色のスリップがあらわになった。
…………………………
それからまた1時間であった。
通直《みちなお》は、事件現場から走り去ったあと石井町にある市道に出た。
市道に出たあと、ふらついた足取りで波止浜方面へ向かって歩いた。
この時であった。
通直《みちなお》は、市道の左側にあるJR予讃本線《よさんせん》の線路に入ったあとフラフラとした足取りで歩いていた。
……………………………
(ピーッ、ゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトン…ドスーン!!)
この時、松山方面へ向かって走行していた貨物列車がやって来た。
通直《みちなお》は、貨物列車にはねられたあと即死した。
………………………………
その頃であった。
またところ変わって、近見山の登山口付近にあるラブホの部屋にて…
「やめて!!何すんのよ!!」
「ふざけるなオラ!!」
部屋の中に数正《かずまさ》とホステスの女がいた。
数正《かずまさ》が入浴中に女《ホステス》がサイフの中身を抜き取っていた。
現場を見られた女《ホステス》は、数正《かずまさ》から『カネ返せ!!』と凄まれた。
思い切りブチ切れた数正《かずまさ》は、刃渡りのするどいナイフを使って女《ホステス》を斬《き》りつけた。
女《ホステス》は、出血多量で死亡した。
女《ホステス》を殺した数正《かずまさ》は、部屋から逃げ出そうとした。
この時であった。
(バタン!!ドカドカドカドカドカドカドカドカドカドカドカドカドカドカドカドカ!!)
部屋のドアがひらいたあと複数人のヤクザの男たちが乱入した。
「アニキ!!」
「どうした!?」
「女が殺されやした!!」
「なんだと!!」
「おい!!女殺したこのクソバカを連れ去れ!!」
「オラ来い!!」
「離せ!!」
数正《かずまさ》は、複数人のヤクザの男たちによって連れ去られたあと行方不明になった。
………………………
またところ変わって、クラシキ埠頭の中にある倉庫群にて…
「イヤァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!やめて!!やめてやめてやめてやめてやめてやめてやめてやめてやめてやめてやめてやめてやめてやめてやめてやめてやめてやめてやめてやめてやめてやめてやめてやめてやめてやめてやめてやめてやめてやめてやめてやめてやめて!!」
倉庫群に女性の叫び声が響いた。
叫び声をあげた女性は、白のブラウスと赤色のロングスカートを着ていた。
不審な男は、女性を地面に倒したあと馬乗りになった。
女性に馬乗りになった男は、竜興《たつおき》であった。
(パチーン!!パチーン!!パチーン!!パチーン!!パチーン!!)
竜興《たつおき》は、女性の顔を平手打ちでたたいた。
その後、白のブラウスを破ろうとした。
この時であった。
(ドカッ!!)
竜興《たつおき》の背後にいた男が体当りしてきた。
竜興《たつおき》に体当りした男は、女性の夫であった。
「わああああああああああああああああああああ!!」
女性の夫に体当りされた竜興《たつおき》は、その場から逃げ出した。
「待て!!よくも妻を犯したな!!」
女性の夫は、竜興《たつおき》を追いかけ始めた。
………………………
それからまた1時間であった。
またところ変わって、港大橋にて…
竜興《たつおき》は、無我夢中で逃げ回っていた。
この時であった。
(ブブブブブブブブブブブブブブブブブブブブブブブブブブブブブブブブブブブブブブブブブブ!!キーッ!!ドスーン!!)
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(ドボーン!!)
竜興《たつおき》は、車道を走っていたトレーラーにはねられたあと海に転落した。
海に転落した竜興《たつおき》は、その場で死亡した。
……………………………
時は、朝7時20分頃であった。
またところ変わって、阿方《あがた》にあるAコープの中にて…
この時、従業員さんたちはまだ出勤していなかった。
中にいたのは通直《みちなお》だけであった。
通直《みちなお》は、ロッカーの整理を終えたあと上の人が使っているデスクの中に入っていた法人名義のクレカ5種類と小切手類など…金品を強奪した。
……………………………
それからまた20分後であった。
またところ変わって、従業員口にて…
この時、通直《みちなお》は出勤してきた女性従業員さんと会った。
女性従業員さんは、通直《みちなお》に対して声をかけた。
「来住田《きしだ》さん。」
「はい。」
「これからどちらへ行かれるのですか?」
通直《みちなお》は、ものすごくつらい表情を浮かべながら言うた。
「オレ、きょうを持ってAコープやめます。」
「やめるって!?」
「はい。」
「なんでやめるのよ!?」
「英検一級の資格を生かせるお仕事が見つかったので…そちらへ転職します!!」
「それならAコープでも約に立つわよ〜」
通直《みちなお》は、ものすごく怒った声で女性従業員さんに言うた。
「Aコープでは生かせないから転職するのです!!」
「気持ちは分かるけど…」
「あんたはオレにどうしろと言いたいんだよ!!」
「通直《みちなお》さんはAコープで必要な人なのよ!!」
「やかましいクソバカだまれ!!」
通直《みちなお》は、女性従業員さんに対してこう言うた。
「おい!!上司《ハゲ》が出勤してきたら言うておけ!!来住田《きしだ》のクソバカは待遇面に不満があるからやめました…と言うておけ!!…オドレも人の心配をするヒマがあるのだったら、39のシングルの娘のことを心配しろよ!!…あんたの娘はたしか…99999回お見合いを断られていたよね…どうせ10万回目も壊れるわ…フン!!」
通直《みちなお》は、女性従業員さんに対して吐き捨てる言葉を言うたあと職場から出ていった。
女性従業員さんは、その場に座り込んだあとぐすんぐすんと泣き出した。
………………………………
時は、朝8時半頃であった。
またところ変わって、延喜《えんぎ》の旧国道沿いにある漬け物製造工場にて…
工場の事務所にいさおと数人の従業員さんたちがいた。
いさおは、数正《かずまさ》が大手結婚相談の店でもめ事を起こした事件を機に元いた会社をやめたあとここに転職した。
(漬け物製造工場は、いさおがいた会社と取引していた会社でいさおが出向する予定であった)
……………………………
(ジリリリリリリリリン!!ジリリリリリリリリン!!ジリリリリリリリリン!!ジリリリリリリリリン!!ジリリリリリリリリン!!)
この時、デスクに置かれていたダイヤル式の黒電話機からけたたましいベルが鳴り響いた。
すぐ近くにいた女性従業員さんが受話器を取ったあと電話の応対をした。
電話の応対をしていた女性従業員さんは、切羽つまった声で言うた。
「わかりました!!来住田《きしだ》さんに大急ぎで伝えます!!」
女性従業員さんは、受話器を置いたあといさおに伝えた。
「来住田《きしだ》さん!!大至急自宅へお帰りください!!」
「なんで帰るのかな〜」
「通直《じなん》さんが勤務している職場の女性従業員さんが通直《じなん》さんが発した言葉を言われたことをくに…職場の倉庫で首を吊って命を絶ちました!!」
「なんだって!!」
「すぐにご自宅にお帰りください!!」
……………………………
(グォーン!!キーッ!!)
それからまた1時間後であった。
またところ変わって、家の前にて…
家の前に黒のトヨタラウムが急停車した。
トヨタラウムは、近所の家の息子さんが運転していた。
いさおと通直《みちなお》は、近所の家の息子さんが運転する自動車に乗せていただく形で出勤していた。
(バタン)
後部座席がひらいたあと、ものすごい血相を浮かべているいさおが飛び出た。
「たいへんだたいへんだ!!」
ものすごい血相を浮かべているいさおは、足早に家の中に入った。
………………………
またところ変わって、家の大広間にて…
大広間には、昌子と奈保子《なおこ》と汐香《しおか》とよしこの4人がいた。
テーブルの上には、一枚の書面が置かれていた。
テーブルの上に置かれている書面は、通直《みちなお》が書き残した置き手紙であった。
(ドカドカドカドカドカドカドカドカドカドカドカドカドカドカドカドカドカドカドカドカドカドカドカドカドカドカドカドカドカドカドカドカドカドカドカドカドカドカドカドカドカドカドカドカドカドカドカドカドカドカ!!)
この時、ものすごい血相を浮かべているいさおが大広間に入った。
「今帰ったぞ!!なにがあったのだ!!」
ぐすんぐすんと泣いている昌子は、テーブルの上に置かれていた書面を手に取ったあといさおに言うた。
「あなた!!これを見て!!」
書面を受け取ったいさおは、書面に書かれている内容を見た。
書面には、通直《みちなお》が抱えていた『怒り』『悲しみ』『うらみ』…がたくさん書かれていた。
いさおと昌子が『すてきなお相手が見つかるよ』と言うたので勤労青少年ホームの英会話教室に入会した…
しかし、勤労青少年ホームですてきなお相手を見つけることができなかった…
いさおと昌子が『まだ身の丈に合うお相手がいないだけよ』と言うたあと神様にお任せしたらどうかと言うた…
神様にお任せしたらと言われたのでそのとおりにしたのに、すてきなお相手が来なかった…
他にも、『Aコープの待遇面が悪いこと』も書かれていた。
文章の最後に勤労青少年ホームの男性会員さまの名前を出したあとよりし烈なうらみを込めた文章が書かれていた。
書面を一通り読んだいさおは、がっくりと肩を落とした。
「通直《みちなお》…なんでこんな恐ろしいことを書いたのだ…」
よしこは、ものすごく怒った声でいさおに言うた。
「今回の問題の元凶は、全て義兄《にい》さんにあるのよ!!」
「そんなことは分かっている!!」
「自殺した女性従業員さんのことについては、うちら夫婦が弁護士さんに頼んでジダン交渉をするから…通直《みちなお》のことについては義兄《にい》さんたちで問題を解決してください!!」
「分かってるよ〜」
自殺した女性従業員さんのジダン交渉については、よしこが知人の弁護士さんと一緒に女性従業員さんのご家族さまたちと交渉する形で進めていくことが決まった。
通直《みちなお》が書いた置き手紙に『探さないでください』と書かれていた。
いさおと昌子は、通直《みちなお》にあやまりたい一心になっていたので警察署に捜索願いを出しに行った。
…………………………
時は、深夜11時50分頃であった。
またところ変わって今治市高地町《しないこうちちょう》にあるゆきたか公園にて…
「イヤ…イヤ…」
公園内に女性の泣き声が聞こえた。
女性は、不審な男に倒されたあと馬乗りになっていた。
不審な男は、通直《みちなお》だった。
被害者の女性は、通直《みちなお》が気になっていた勤労青少年ホームの女性会員さんだった。
女性会員さんは、あす男性会員さんと挙式披露宴を挙げる予定であった。
通直《みちなお》は、置き手紙に書かれていた男性会員さまに対して非常に激しいうらみを抱えていた。
通直《みちなお》は、よりし烈な怒りを込めながら女性会員さんの首をしめて殺した。
(ビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリ!!)
その後、通直《みちなお》は女性会員さんが着ていたダークレッドのワンピースをズタズタに破いた。
破れたブラウスの中から白色のスリップがあらわになった。
…………………………
それからまた1時間であった。
通直《みちなお》は、事件現場から走り去ったあと石井町にある市道に出た。
市道に出たあと、ふらついた足取りで波止浜方面へ向かって歩いた。
この時であった。
通直《みちなお》は、市道の左側にあるJR予讃本線《よさんせん》の線路に入ったあとフラフラとした足取りで歩いていた。
……………………………
(ピーッ、ゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトン…ドスーン!!)
この時、松山方面へ向かって走行していた貨物列車がやって来た。
通直《みちなお》は、貨物列車にはねられたあと即死した。
………………………………
その頃であった。
またところ変わって、近見山の登山口付近にあるラブホの部屋にて…
「やめて!!何すんのよ!!」
「ふざけるなオラ!!」
部屋の中に数正《かずまさ》とホステスの女がいた。
数正《かずまさ》が入浴中に女《ホステス》がサイフの中身を抜き取っていた。
現場を見られた女《ホステス》は、数正《かずまさ》から『カネ返せ!!』と凄まれた。
思い切りブチ切れた数正《かずまさ》は、刃渡りのするどいナイフを使って女《ホステス》を斬《き》りつけた。
女《ホステス》は、出血多量で死亡した。
女《ホステス》を殺した数正《かずまさ》は、部屋から逃げ出そうとした。
この時であった。
(バタン!!ドカドカドカドカドカドカドカドカドカドカドカドカドカドカドカドカ!!)
部屋のドアがひらいたあと複数人のヤクザの男たちが乱入した。
「アニキ!!」
「どうした!?」
「女が殺されやした!!」
「なんだと!!」
「おい!!女殺したこのクソバカを連れ去れ!!」
「オラ来い!!」
「離せ!!」
数正《かずまさ》は、複数人のヤクザの男たちによって連れ去られたあと行方不明になった。
………………………