碧くんの好きが溢れてる ③ 〜あなたの好きに興奮して体に悪いんですけど〜
 体育祭が終わると中間テストの時期がやってくる。高校生になって初めてのテスト。

慶正高校(けいせいこうこう)は、進学校で偏差値が高い。私は中学の時に、まあまあ成績が良い方だったので、無理して高偏差値の慶正高校を受験した。

今更だけど、小テストが難しくて、思ったほどの点数が取れない。だから中間テストは、尚更、良い点数が期待できない。本当に自信ないのだ。皆は何倍も賢そうに見える。実際そうなんだけど。

碧くんは成績優秀で、学年でトップだそうだ。親友の凛(りん)情報。

文武両道は碧くんのためにある言葉だ。何でもできる器用な人なので、そりゃモテるはず。
どんくさい私とは正反対で、お試しお付き合い期間中で正式では無いけど、できた(仮)彼氏です。

 私が学業で悩んでいることを碧くんに相談した。すると一緒に図書館で、テスト勉強しようと誘ってくれた。

テスト前や期間中は部活も休みだとか。学年は違うし、賢い碧くんには、何のメリットもない。でも優しい碧くんは私といると癒されると、それがメリットなんだと話してくれた。

 碧くんと放課後の図書館。考えただけでも夢膨らむ。妄想が巡り、碧くんとずっと一緒なんて、心臓が爆発する。
ヤバすぎる。気を確かに、今からこんなんじゃぁ、体がもたないわ。
< 2 / 16 >

この作品をシェア

pagetop