光のはじまり ― 王子が困るまで ―

あとがき

最後までお読みいただき、本当にありがとうございました。

本編『光の中で』に始まり、『光の余白』『光のそばで』『チョコより甘い光』と短編作品を投稿してきましたが、今回は久しぶりの長編となりました。

今作は男性視点の物語で、本編部分では恋愛の甘さも控えめ。過去の尖っていた頃の藤崎理久を描くという内容に、どこまで興味を持っていただけるのか、正直なところ不安もありました。

それでも、日々「いいね」を押してくださる方がいて、ひとこと感想をいただけた日には、とても心強く、大きな励みになりました。

最後まで読み進めてくださった皆さまには、感謝の気持ちでいっぱいです。

noteでも少し触れましたが、理久の過去だけを描いていると、どうしても暗く重い物語になりがちです。

そこで、及川たちレジデントとのやり取りを合間に挟み、コメディ要素も取り入れながら、少しでも楽しく読み進めていただけるよう工夫してみました。

また、本編『光の中で』と重なる場面では、単に同じ出来事をなぞるのではなく、美月の視点からは見えなかった理久の心の動きや、その裏側にあった出来事も描くよう心がけました。

本編を読んでくださった方にも、新しい発見があれば嬉しいです。

そして、未来編からエピローグでは、これまで控えめだった恋愛の甘さも、最後のご褒美として楽しんでいただけたらと思っています。

また、今後投稿を考えているパリ編へとつながる一文も、未来編にさりげなく忍ばせてみました。

いつか、理久と美月のその先の物語もお届けできたらと思っています。


最後になりますが、いつも温かく応援してくださるフォロワーの皆さま、そして『光のはじまり』を最後までお読みくださった皆さまに、心より感謝申し上げます。

本当にありがとうございました。
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