ミュージック・プロジェクト! 〜デビューをかけた秘密のアイドル大作戦!〜
居場所〘 side律 〙
小さい頃から僕は、沢山の人に囲まれ、愛されていた。
『律は可愛いね』
褒め言葉の中でもそれが一番多くて、僕は可愛い。
物心つく頃にはそれは自負するようになっていた。
でも
それ以外は全く褒められたことがなかった
運動も勉強も全部駄目で。
褒められる事なんて、一つも無かったんだ。
・
・
・
ある日、SNSを見ていた時だった。
1つの配信が流れていた
俺はその配信に、目を奪われた。
「…凄。」
俺もこんな風になりたい。
そう思ったけど、俺は配信する機材を揃えられる程家はお金持ちじゃなかったから。
配信をしたい一心でこの白銀学園に来た。
勿論始めはド下手だった。
会話は長続きしないし、再生数は少ないし。
でも楽しくてやめられなかった。
配信の勉強もとにかくやって、一番似合う笑顔の練習も。
沢山沢山勉強した。
入学してから数ヶ月が経った頃
とにかく可愛い配信者、として拡散され配信の視聴者が飛躍的に伸びた。
…あぁ。結局
─見られているのは外見だけか。
その時、虚しくなった感情を今でも覚えている。
『律は可愛いね』
褒め言葉の中でもそれが一番多くて、僕は可愛い。
物心つく頃にはそれは自負するようになっていた。
でも
それ以外は全く褒められたことがなかった
運動も勉強も全部駄目で。
褒められる事なんて、一つも無かったんだ。
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ある日、SNSを見ていた時だった。
1つの配信が流れていた
俺はその配信に、目を奪われた。
「…凄。」
俺もこんな風になりたい。
そう思ったけど、俺は配信する機材を揃えられる程家はお金持ちじゃなかったから。
配信をしたい一心でこの白銀学園に来た。
勿論始めはド下手だった。
会話は長続きしないし、再生数は少ないし。
でも楽しくてやめられなかった。
配信の勉強もとにかくやって、一番似合う笑顔の練習も。
沢山沢山勉強した。
入学してから数ヶ月が経った頃
とにかく可愛い配信者、として拡散され配信の視聴者が飛躍的に伸びた。
…あぁ。結局
─見られているのは外見だけか。
その時、虚しくなった感情を今でも覚えている。