敵国から嫁いできた悪役王女……のつもりだったのですが、めちゃくちゃ大事にされている上に、契約結婚になるようです。
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二人目の令嬢は、男に興味のない趣味人な令嬢だった。
シンディ=シルバーニ公爵令嬢。
マイケルが表面だけ見せていても問題のなさそうな相手である。
「お互い、好きに生きましょう」
そう言われるも、さすがに仲を深めるために会う時間は必要だろうと、何度かデートを重ねる。
相手は趣味の塊なので、話を促せば勝手に喋り続ける。
そのうち、デートの行き先は外ではなく彼女の自宅になり、彼女が居間のソファで趣味の模型を作るかたわら、彼女の家族とお茶をしているときに、(これ、ちょっと違う)と我に返り、マイケルから縁談を断った。
何故、デートで彼女に無視されて、その家族と喋っているのだ?
彼女との関係性が薄すぎて、友達以下だった。
そのご両親と話した回数の方が多かったくらいである。