きみと、どうかしてる。
「いや、"は?"じゃなくて。
いつも飲んでる時しか電話してこないから」
「……なんで、急にそんなこと言うの?」
もしかして、考えてること全部口に出してた?
そうだとしたらすごくすごく恥ずかしいんだけど…
「友達いないんだから、毎日暇してんだろ」
「ぐっ……」
「あぁでも、真紀がいんのか。これからは」
「………」
「まーでも、たまにはイチ以外も付き合ってもいーよ」
「へ?」
えーっと、それってつまり。
……今以上に、誘ってもいいってこと?
「なっ、何その言い方!素直に、"亜美子ちゃんと遊びたいです"って言いなよね!」
すごくすごく嬉しいのに、飛び跳ねたいくらい嬉しいのに。本当の気持ちを吐き出せないのがもどかしい。
「分かったよ、しかたねーな。
シラフの亜美子ちゃん可愛いから、特別に遊んであげてもいいですよ」
「うわあ!もうネタにされた!!
やっぱり会うの嫌かも!」
ふざけた言い方なのにキュンとしてしまった瞬間、タイミングよく煙草を吸い終えたから。車から降りて運転席へ回る。
これ以上一緒にいたら、離れがたすぎて泣いちゃうかもしれない。