加納欄の冤罪シリーズ33シーズン4
「鮎川さん、同じ車両に乗った人って分かります?」
「今、それを拾ってる」
鮎川さんが映像を巻き戻した。
「吉井さんが乗ったのが、ここ」
画面の中の吉井さんが車内へ消える。
「次に小山内さん」
「はい」
「その後ろ」
あたしは画面に顔を近づけた。
何人もの乗客が続けて乗り込んでいる。
「こんなにいるんですか……」
「朝の電車だからな」
鮎川さんが一人ずつ印をつけていく。
「顔が確認できる奴だけでも拾ってみる」
「お願いします」
その時、あたしの携帯が鳴った。
「もしもし」
少しして、あたしの表情が変わる。
「ええ……はい。すぐに行きます」
電話を切る。
「苫利先輩からです」
「何か分かったのか?」
「吉井さんが乗ってた車両の目撃者が見つかりました」
「今、それを拾ってる」
鮎川さんが映像を巻き戻した。
「吉井さんが乗ったのが、ここ」
画面の中の吉井さんが車内へ消える。
「次に小山内さん」
「はい」
「その後ろ」
あたしは画面に顔を近づけた。
何人もの乗客が続けて乗り込んでいる。
「こんなにいるんですか……」
「朝の電車だからな」
鮎川さんが一人ずつ印をつけていく。
「顔が確認できる奴だけでも拾ってみる」
「お願いします」
その時、あたしの携帯が鳴った。
「もしもし」
少しして、あたしの表情が変わる。
「ええ……はい。すぐに行きます」
電話を切る。
「苫利先輩からです」
「何か分かったのか?」
「吉井さんが乗ってた車両の目撃者が見つかりました」