加納欄の冤罪シリーズ33シーズン4
「それから、もう一人」
課長の視線が、こっちへ向いた。
「盗撮していた赤い帽子の男だ」
あたしは思わず、自分のスカートを押さえた。
大山先輩が、それに気づく。
「こっちは大山、高遠、加納くん」
「はい」
「スマホは?」
高遠先輩が、証拠品の袋を持ち上げた。
「ここにあります」
「中身を確認しろ。余罪があるかもしれん」
大山先輩の顔が、一瞬険しくなった。
「分かりました」
「加納くん」
「はい?」
「君は今回、被害者でもある」
課長は、あたしをまっすぐ見る。
「無理だと思ったら、途中で出ろ」
「……大丈夫です」
あたしは大山先輩と高遠先輩の後を追った。
課長の視線が、こっちへ向いた。
「盗撮していた赤い帽子の男だ」
あたしは思わず、自分のスカートを押さえた。
大山先輩が、それに気づく。
「こっちは大山、高遠、加納くん」
「はい」
「スマホは?」
高遠先輩が、証拠品の袋を持ち上げた。
「ここにあります」
「中身を確認しろ。余罪があるかもしれん」
大山先輩の顔が、一瞬険しくなった。
「分かりました」
「加納くん」
「はい?」
「君は今回、被害者でもある」
課長は、あたしをまっすぐ見る。
「無理だと思ったら、途中で出ろ」
「……大丈夫です」
あたしは大山先輩と高遠先輩の後を追った。