アネモネの花
「うん。ありがと…でも、学校は平日だから無理じゃん?仕事あるでしょ」


こんなことは現実にあるはずがない、
話のネタだ…

そうは思っていても、突発的に行動を起こす紘人…やりかねない。

突然ふら~っと来てしまいそうな感じがして、私は否定の言葉を吐き出す。



それに、私は女の子たちとはわけが違う。


地元に住む女の子たちとは違い、私は紘人の家からはだいぶ離れた場所に住んでいる。

その日中に戻って、会社に着くというのは絶対に無理だ…


…と、おかしなことを冷静に考えてしまう私自身に気がついて、自分に対して苦笑した。
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