名探偵は活躍しない
 普通・・・という基準は一体、誰が決めるのだろう?

 普通はこうだよね、普通はそんなことしないわよ。

 よく聞くセリフだけど。


 この国の「普通」は統計学的に見て決められる。

 夢の中で、漫画を読んでいる女性は「ありえない」「漫画だ」「リア充だ」と漫画の世界を罵っているけど。

 私の見ている夢の世界の「普通」と私の住んでいる世界の「普通」はどうやら基準値が違うらしい。

 どちらかといえば、夢の中の世界からすれば。私の住む世界は、ほぼ「漫画の世界」だと言い切れる。


 犯罪率が高く、殺人事件、強盗・窃盗なんて日常茶飯事。

 子供は幼いころから護身術を習うのが当たり前。

 警察だけでは手が回らないため、

 国は探偵という職業を国家公務員として付け加えた。

 探偵になるには、探偵試験と国家公務員試験を受けなければならないんだけど。

 その合格率は2パーセントとされていて。

 超難関の職業と言われている。


 そして、受験資格の年齢制限がないのが特徴だ。


 …私が何を言いたいのかわかるだろうか?

 この国は天才と呼ばれる人物が何人もいるわけで。

 下は8歳。上は90歳まで。

 それはそれは、幅広い人物が。

 探偵として、この国で働いているということをお知らせしよう。
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