【秘密の溺愛シリーズ】 紳士な社長の秘密を知ったら、独占欲強火の愛で娶られました
駅を出て、今日こなすべきタスクを考えながら歩いているうち、自社の入るビルの前にたどり着いた。三十段ほどの階段を上ればエントランスだ。
十階に我がHFIのオフィスが入っている。私が入社する少し前に、社員が増えて手狭になった前のオフィスから引っ越して来たそうだ。
今日は、社長自ら陣頭指揮を執る新プロジェクトのメンバー紹介がある。
毎回プロジェクトを立ち上げるときには、メンバーが募られる。今回は私も応募した。営業部の私が選ばれる可能性はかなり低いけれど、何事も挑戦しなければ始まらない。思いきって応募したら、まさかの合格だった。合格のメールが来たときは驚いて叫びそうになった。
自分以外は誰が選ばれたのか知らない。今日のメンバー紹介でそれがわかる。
どんな人たちと一緒に新しい企画を作っていくのだろう。考えるだけでワクワクする。そんな緊張と高揚から、今朝はいつもより早く目が覚めた。家にいてもそわそわと落ち着かず、早めに出勤してきたのだ。
よし! 今日も一日がんばるわよ!
気合を入れて意気揚々と階段をのぼっていると、バッグの中から振動音が聞こえてきた。スマホの着信だ。
こんな朝早くから電話をかけてくる人物はひとりしかいない。
十階に我がHFIのオフィスが入っている。私が入社する少し前に、社員が増えて手狭になった前のオフィスから引っ越して来たそうだ。
今日は、社長自ら陣頭指揮を執る新プロジェクトのメンバー紹介がある。
毎回プロジェクトを立ち上げるときには、メンバーが募られる。今回は私も応募した。営業部の私が選ばれる可能性はかなり低いけれど、何事も挑戦しなければ始まらない。思いきって応募したら、まさかの合格だった。合格のメールが来たときは驚いて叫びそうになった。
自分以外は誰が選ばれたのか知らない。今日のメンバー紹介でそれがわかる。
どんな人たちと一緒に新しい企画を作っていくのだろう。考えるだけでワクワクする。そんな緊張と高揚から、今朝はいつもより早く目が覚めた。家にいてもそわそわと落ち着かず、早めに出勤してきたのだ。
よし! 今日も一日がんばるわよ!
気合を入れて意気揚々と階段をのぼっていると、バッグの中から振動音が聞こえてきた。スマホの着信だ。
こんな朝早くから電話をかけてくる人物はひとりしかいない。