炎、揺らめく時〜If the world〜
窓を開け、僕は女の子に話しかけた。
「お母さんが心配していたよ。僕とお母さんのところへ行こう」
そう言い、僕が手を差し出すと女の子は「お母さんのところに連れてってくれる?」と近付いてきた。僕が頷くと、女の子は笑顔を見せてくれる。
「ありがとう!お兄ちゃん!」
女の子を片手で抱っこし、僕は部屋から出ることにした。でも怪異がそれを許さない。大きな咆哮を上げている。また火がマンションに広がった。女の子が怯えた様子で僕の服を掴む。
「目を閉じていてね。すぐに終わるから」
僕はそう声をかけ、扇子を広げた。扇子に火が灯る。僕は演舞を披露するように動く。灯された火が大きくなり、やがて鞭のように舞った。炎の鞭が怪異を攻撃していく。
(前はやられてしまったけど、今なら……!)
この怪異を戦った時、玄ちゃんが言っていた言葉を思い出す。
『この怪異、顎を攻撃されるのを嫌がってるみたいだ。もしかして、顎が弱点なんじゃないかな?』
「お母さんが心配していたよ。僕とお母さんのところへ行こう」
そう言い、僕が手を差し出すと女の子は「お母さんのところに連れてってくれる?」と近付いてきた。僕が頷くと、女の子は笑顔を見せてくれる。
「ありがとう!お兄ちゃん!」
女の子を片手で抱っこし、僕は部屋から出ることにした。でも怪異がそれを許さない。大きな咆哮を上げている。また火がマンションに広がった。女の子が怯えた様子で僕の服を掴む。
「目を閉じていてね。すぐに終わるから」
僕はそう声をかけ、扇子を広げた。扇子に火が灯る。僕は演舞を披露するように動く。灯された火が大きくなり、やがて鞭のように舞った。炎の鞭が怪異を攻撃していく。
(前はやられてしまったけど、今なら……!)
この怪異を戦った時、玄ちゃんが言っていた言葉を思い出す。
『この怪異、顎を攻撃されるのを嫌がってるみたいだ。もしかして、顎が弱点なんじゃないかな?』