君と僕との最後の一週間
―序章―幸福な日々
それはまだ、君と僕が幸せだった頃の………









ねぇ覚えてる?君と僕の出逢いを。









最初君は僕を女の子と間違えて、話しかけてきたよね。










「重そうだな、手伝おうか?」

って後ろから声をかけてきたよね。

「あっ、大丈夫です。女の子じゃあるまいし、平気ですょこれくらい。」

“おきづかいありがとうございます”と応えて、行こうとしたら。
君は変な声をあげたね。

「はぇ~!?男~!?」って。

「なっ!何だと思ったんですか!?」










それが始まりだったね。ソレから強引に君が、僕から携帯奪ってメルアド交換して。

早速次の日にメールしてきたんだよね。あの時は本当にビックリしたょ。“なんなんだこの人は”って。









でも楽しかったなぁ。










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