君と僕との最後の一週間
気持いい光を浴び雪流のベットの横の、もう定位置となっている椅子に座った。
そして、雪流の手を両手で包み薬指のリングに口付けた。
「雪流、愛してるよ。」
そしたら、
俺の手の中の雪流の手が
ピクって
微かに
確かに
動いた!
「雪流!?…雪流!!」
俺は、バッと雪流の顔を覗きこんだ。
雪流の眉が微かに動いた!確かに!!
俺は雪流の手をギュッと握り祈りを込めて呼んだ。
「雪流!?!!」