最後の謎は君だった

第1章 ――最初の事件

 翌朝。

 教室に入った瞬間、いつもと少し違う空気を感じた。

「……浅井さん、おはよう」

「お、おはよう……」

 挨拶をしてくれた子に、小さく頭を下げる。

 それだけで、なんとなく視線を感じた。

 気のせい。

 きっと、気のせいだ。

 そう思いながら、自分の席へ向かう。

 けれど――

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