最後の謎は君だった
そして。

「あ」

 小さく声を漏らした。

「どうしたの?」

「これ」

 零が貸出記録の下を指差す。

 そこには、返却された本の記録が並んでいた。

 その中の一冊。

『学校の怪談・未解決事件集』

 返却時刻――12:41。

「これが……?」

「浅井さん」

「うん」

「この本、誰が返したか分かる?」

「……分からない」

 零は本棚へ向かった。

 そして、その本を探し出す。

 ページをぱらぱらとめくる。

「何してるの?」

「確認」

「何を?」

「本の間」

 
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