嘘つきな3人

食べ終えた皿を見て、ホッとした。前より量が少なかったとはいえ、今日はきれいに食べられた。

会計をしようと立ち上がると、久我さんがレジのほうへ来た。

「全部食べられたね。次もこのくらいにしようか」

その言い方が自然で、久我さんの優しさにホッとした。

会計を済ませ、受け取ったお釣りを財布に入れる。

「ありがとうございました」

「こちらこそ。またね」

店を出て階段を上がると、事務所にはまだ誰も戻っていなかった。席に着き、さっきの仕事の続きを始める。

しばらくして、財布からレシートを取り出した。いつもの癖で、注文したものと支払った金額、受け取ったお釣りを順番に確認する。

一度見て、指が止まった。

もう一度計算する。やっぱり合わない。
100円、多い。
たった100円。そう思えば、それまでなのに、数字が合わないままなのがどうしても気になる。
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