最強ヴァンパイアに溺愛されています!
「……あ」

教室の中央、窓側から二列目。
今より少し後ろだけれど、悪くない場所だ。

問題は、その周りだった。

「あー、惜しい」

夜斗が席表を見て笑う。

「俺、一個後ろ」

「えっ」

「俺は斜め前です!」

奏多が元気よく言う。

「僕は通路挟んで横だね」

玲までにこやかに続ける。

「……近い」

冬真も短く告げる。

気づけば、四人ともかなり近い。
まるで囲まれているみたいな配置に、美月は呆然とした。
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