パイロットパパは、三つ子とママを諦めない

 その日から、私はなんとなく浮ついた気持ちで過ごしてしまっていたのかもしれない。

 それが態度に出ていたのだろうか。今朝は、義妹の琴音の当たりがいつも以上にひどかった。自分で腹を立てて投げつけたコーヒーカップが割れたというのに、もちろん片づけることなどせず、私をひと睨みすると、そのまま仕事へ行ってしまったのだ。

 仕方なく破片を拾い集めていた時、左手の人差し指を少し切ってしまい、小さな絆創膏を貼る羽目になった。

 それ以外にも何があったというわけではないのに、どうにも歯車が噛み合わないような一日で、そんな日というのは不思議と気持ちまで沈んでしまう。
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