星喰らいの少女
少女が泉の前で座りこみ、自分の顔をじっと見ていると後ろから草木が揺れる音がした。
少女が振り返ってみると、そこには1人の青年が服に葉をつけながらも目を開いて少し驚いていた。
青年は明るい茶色の髪と同じ瞳、背はそれなりにあるように見える。
青年の目線は少女の右手の甲に行った。
「…まさか伝説の力が目覚めたのか…?」
少女は表情を変えずに青年に問いかけた。
『…えっと…どちら様?』
少女の声は凛としているがどこか可愛らしく、少女と女性の間くらいのトーンだ。
青年の驚いていた表情が少し呆れたような表情へと変わる。
「…」