恋の模範解答を教えて~年下君の甘い執着に落とされまして~【完結】
 帆高は和香の膝の間に割り込むように体を滑り込ませ、逃げ場を完全に奪ったまま、さらに深く甘い愛撫を繰り返した。
 服が脱がされ、滑らかな肌の露出が増えていくに従い、和香の唇からは抑えきれない嬌声が熱い吐息とともに漏れ出る。二人の肌と肌が触れ合う場所から激しい熱が伝線する。
 少しずつ汗ばんでいく和香の背中にそっと大きな手を回すと、帆高は彼女の耳元に唇を寄せ、低く掠れた声で囁いた。

「好きですよ。ずっと前から」
「……っ……す、き……だよ……っ、帆高くん……」

 消えてしまいそうなほど小さく、けれど確かに紡がれたその愛の言葉を聞いた瞬間、優しく大切に抱こうと保たれていた帆高の理性が、完全に弾け飛んだ。
「……っ」

 ぐっと力強い手つきで和香の腰を引き寄せると、そのまま彼女の身体を自身へと強く密着させた。
 どれほどそうして愛し合っていたのだろうか。
甘い波に幾度も呑み込まれ、溢れる熱量の中で帆高の名前を呼び続けていた和香は、気づくと心地よい疲労感と深い安心感の中で、静かに意識を手放していた。
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