冷遇令嬢ですが、前世の知識と先見の力で運命の王第殿下と新しい国を作ります。
そしてフレデイにはカレールーを作る事と、それらを売るためのお店を王都内に作るようにも進言した。

カレーライスを家庭で作るようになればサラのカレーライスの店は、やっていけなくなるのではないかとフレデイが心配した。

そんな事は全然ないのだ。

家庭でルーだけで作るカレーとサラがつくるジャスミン秘伝のカレーは全然違う。

前世でも○○イチのカレー屋が無くなることはなかった。

だからフレデイに心配ないと伝えた。

カレールーが一般に売れるようになったら、前世の道の駅のようなものを作ってベス領産とバレンシア領産の農産物や果物などを直接売るのだ。

ベス領から入れている米や果物、バレンシアン領からのジャガイモやリンゴやリンゴジャム、ヤギのチーズなどを…

そうすれば両地とも王都での販売につながるだろう。

ベス領は今まで直接送ってくれていた恩もあるしバレンシアン領はデイジーとシリアスの二人が頑張っているので応援してやりたい。

一度デイジーやフレデイに会って内容を詰めたいと思った。

バレンシアン子爵領も訪ねてみたいとジャスミンは思っている。

ジャスミンは離れていることを初めて歯がゆく思っていた。

そんなジャスミンの想いを知ってマキシミリアンはジャスミンを連れてホランデリア王国に帰郷することにした。

マキシミリアンはまず宰相に連絡をしてその旨相談した。

宰相は半ば脅すようにして国王にきちんとジャスミンに詫びる事を承諾させて二人を迎える準備をした。

マキシミリアンが来た頃に、離宮の広い土地を利用してJM商会の事務所を敷地内に建てて、従業員も二十人程になった。

そして今では留守を託せるしっかりとした従業員も育ってきた

だから二人が二週間程留守にしてもなんとかなる。

マキシミリアンはジャスミンに家族にも会わせてやりたいし、国王にもきっちり謝らせたいと言った。

ジャスミンは国王の事はどうでもいいが家族には会いたかった

そうして二人はホランデリア王国へと出発した。
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