冷遇令嬢ですが、前世の知識と先見の力で運命の王第殿下と新しい国を作ります。

ジャスミンホランデリア王国に帰郷する

まずはジャスミンの帰郷にあわせて屋敷に集まった家族と再会した。

皆嬉しくて泣いている。

そして順番にジャスミンに抱き着いて離れない二巡目が終わった頃にマキシミリアンは生後半年の息子を腕に抱きながら

「ほらほら何時までそんな事をやっている。皆に土産があるんだぞ」

「だってジャス姉さまとは三年以上会ってなかったのよ。子供も抱いて欲しいわ」

そう言うとリリーの後ろに控えていたフレデイが一歳半になる男の子をジャスミンに差し出した。

「まああ、可愛い。髪の色はフレデイで目はリリーのグリーンを受け継いだのね。私の甥っ子滅茶苦茶可愛い。フレデイに似てしっかりとした体つきね。背が高くなるわね」

そう言われてフレデイは

「ありがとうございます。顔はリリーに似てハンサムなのですよ。名前はジャスミン様から半分頂いてジャステインにしました」

「うふふ、可愛いでしょう?目がグリーンで、嬉しいわ。ベス家の色よね。でも弟はブラウンだったけど…?」

リリーはジャスミンからジャステインを受け取ると

「サラの赤ちゃんも抱いてあげて、まだ八カ月で歩き始めた所なのよ」

「まあ、サラ、デイビスよかったわね」

そう言うとサラから小さなピンク色の服を着た可愛い女の子を受け取った。

「娘はジャスミン様のお名前のミンを頂きました」

「あら,ミンちゃん?可愛い名前ね。ぴったりよ。二人の良い所を貰って可愛い女の子に育つわね」

「お嬢様 …ありがとうございます。お会いしたかったです。ずっとお元気でしたか?冬になると風邪などひいてないかと皆で心配していたんですよ」

「まあありがとう。そう言えば冬によく風邪ひいてたわね。でもハメラニア共和国はとっても温かい国だから冬って言ってもそんなに寒くはないのよ。だから雪なんてこの四年見たことないわ」

「うちの子が一番小さいのね。まだ生後半年位よ。名前はマイテイジャス・デイリーよ。私達まだ籍が入ってないので私の私生児になるの」

「そうなんだ。それも早く解決したいんだ。マイテイが一歳になるまでには籍をどうするかはっきりさせたいと思っている。その事も明日国王に責任取ってもらうつもりだ」

そう言うと愛おしそうにマイテイを抱き上げた。

二人の子供はマキシミリアンのシルバーブロンドの髪とジャスミンのグリーンの瞳を受け継いでいる。

美しい天使のような男の子だ。

皆代わる代わるマイテイを抱きたがった。
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