忘れられないひと〜結婚の挨拶に行った先の継母は、私が昔追い出した父の恋人でした〜

14.本当の終わりを




     +

 それから毎日、圭介は家に来た。
「おかえり……、心菜、ほんとごめん。許して」

     +

 「心菜、おかえり」
「……」

     +

 「おかえり、心菜……」
「……」

     +

 「心菜……」




 敷地のガレージで圭介は今日も私を待っている。
 既視感に震えた――あの頃の私と圭介が重なっては消え、現れる。


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