先生は…❤


はっきり『好きだ』って言われてない以上、
返事をすることって、できない気がするんだ。


瀬尾君には悪いけど、気が付かなかったことにしよう。


ごめんね。瀬尾君。







京香と知代が先に教室入って、私も、教室に入ろうとしたときだった。


「宮森さん、おはよう。」


噂をすればなんとやらで、後ろから瀬尾君が声をかけてきた。


まだ、心の準備できてないのに!!


私はゆっくり後ろを振り返った。


< 44 / 179 >

この作品をシェア

pagetop