末っ子王女はあこがれの(元)魔術師団長に欲情してほしい
「陛下の次に魔力が強いのは……第二王子ではありませんか?」
カウノが口を挟むと、国王も大きく頷いた。
「ユリアンは子どもたちの中では魔力は強いほうだが、アマリアほどではない。だからアマリアの魔力を抑え込むことはできない」
第二王子のユリアンは十六歳であり、その二歳上に第一王女のリリアナ、さらに二歳上に第一王子のルシエンがいる。ユリアンとアマリアの間には、十二歳になった双子の第二王女のフィオナと第三王女のイザベラがおり、そして末の第四王女アマリアと続くのだ。
また、国王は国一番の魔力の持ち主だが、王妃はそうでもない。国王の魔力を継いだだろうと言われるのがユリアンとアマリアであった。
「つまり、陛下以外に誰もアマリア王女の魔力を抑え込むことができないと?」
カウノが話をまとめると、国王は頷きながらもエルベルトから目を離さない。
「だから、私の次に魔力の強い者であれば、それが可能ではないかと思ったのだよ。エルベルト」
「魔力制御ができるようになれば、他の者がアマリア王女の魔力を抑え込む必要はないでしょう。その指導は私が引き受けるとしても、なぜ、母まで巻き込む必要があるのでしょう?」
エルベルトは無意識のうちにこめかみをぴくりと震わせた。
カウノが口を挟むと、国王も大きく頷いた。
「ユリアンは子どもたちの中では魔力は強いほうだが、アマリアほどではない。だからアマリアの魔力を抑え込むことはできない」
第二王子のユリアンは十六歳であり、その二歳上に第一王女のリリアナ、さらに二歳上に第一王子のルシエンがいる。ユリアンとアマリアの間には、十二歳になった双子の第二王女のフィオナと第三王女のイザベラがおり、そして末の第四王女アマリアと続くのだ。
また、国王は国一番の魔力の持ち主だが、王妃はそうでもない。国王の魔力を継いだだろうと言われるのがユリアンとアマリアであった。
「つまり、陛下以外に誰もアマリア王女の魔力を抑え込むことができないと?」
カウノが話をまとめると、国王は頷きながらもエルベルトから目を離さない。
「だから、私の次に魔力の強い者であれば、それが可能ではないかと思ったのだよ。エルベルト」
「魔力制御ができるようになれば、他の者がアマリア王女の魔力を抑え込む必要はないでしょう。その指導は私が引き受けるとしても、なぜ、母まで巻き込む必要があるのでしょう?」
エルベルトは無意識のうちにこめかみをぴくりと震わせた。