末っ子王女はあこがれの(元)魔術師団長に欲情してほしい
「それは、エレナ殿がそなたの母親だからだな」
理由になっていないようで、なっている。
魔力が強すぎるがうえに、周囲に迷惑をかけた過去があるのは、エルベルトも同じだった。しかし母だけはそんなエルベルトを受け止め、王都で適切な教育を受けられるようにとすぐに手配をしてくれた。そのときの指導者が目の前の国王なのだから、この話は断れない。
「……承知しました。まぁ、母も娘を望んでいたようですから。恐れ多くもアマリア王女殿下を、我が妹のように慈しみたいと思います」
それはエルベルトの本音である。話を聞きながら、自分の幼いころとアマリアを重ねてしまったのかもしれない。
「妹? 娘の間違いじゃなく?」
カウノの一言さえなければ、最後まで気分よくこの話を受け入れられたというのに。
理由になっていないようで、なっている。
魔力が強すぎるがうえに、周囲に迷惑をかけた過去があるのは、エルベルトも同じだった。しかし母だけはそんなエルベルトを受け止め、王都で適切な教育を受けられるようにとすぐに手配をしてくれた。そのときの指導者が目の前の国王なのだから、この話は断れない。
「……承知しました。まぁ、母も娘を望んでいたようですから。恐れ多くもアマリア王女殿下を、我が妹のように慈しみたいと思います」
それはエルベルトの本音である。話を聞きながら、自分の幼いころとアマリアを重ねてしまったのかもしれない。
「妹? 娘の間違いじゃなく?」
カウノの一言さえなければ、最後まで気分よくこの話を受け入れられたというのに。