天才料理少女は、イケメン兄弟の恋心に気づかない
苦手というか、解く気力すらわかなかった証明問題は、どうにかなりそう……ではある。
でも、心配だ。
だって、赤点を取ったら、マリーは禁止ってお父さんとお母さんに言われてるから。
「もう大丈夫だと思うけど。……あっ、これ貸すよ」
春くんが、自分の筆箱から紺色のシャーペンを取り出して渡してくれた。
「落ち着いて解くお守り」
借りたい!
でも……。
「春くん、困らない?」
「じゃあ、杏ちゃんのシャーペンを貸して」
「いいけど、春くんが、赤点にならない?」
それこそ、赤点のお守りだ。
「俺の勉強のモチベーションが上がるから、大丈夫」
いかにも女子な水色のシャーペンだったのに、春くんは笑顔で交換してくれた。
期末テスト、がんばれますように!
でも、心配だ。
だって、赤点を取ったら、マリーは禁止ってお父さんとお母さんに言われてるから。
「もう大丈夫だと思うけど。……あっ、これ貸すよ」
春くんが、自分の筆箱から紺色のシャーペンを取り出して渡してくれた。
「落ち着いて解くお守り」
借りたい!
でも……。
「春くん、困らない?」
「じゃあ、杏ちゃんのシャーペンを貸して」
「いいけど、春くんが、赤点にならない?」
それこそ、赤点のお守りだ。
「俺の勉強のモチベーションが上がるから、大丈夫」
いかにも女子な水色のシャーペンだったのに、春くんは笑顔で交換してくれた。
期末テスト、がんばれますように!