天才料理少女は、イケメン兄弟の恋心に気づかない
「……なにも知らない人に、勝手に意味を付けられたのが、ものすごく腹が立っちゃって、SNSに載せるのをやめました。人にも、もう言いたくないなって」
「動画をアップするのをやめたのは……小3くらい? その年齢で、お母さんを守ろうって動けるのがすごいな」
ああ、そうか。
私は親戚に腹が立った以上に、お母さんがあることないことを言われるのが嫌だったんだ。
久保田先輩の言葉が、すとんと胸に落ちた。
温かいものが広がっていく。
「……ありがとうございます」
嫌な思い出が、少し救われた気がする。
「でもまあ、SNSをやめたのは、おばあちゃんがスマホを上手に使えるようになったっていうのも大きいんですけどね。今は、直接、動画を送ってます」
少し重苦しい空気になっていたのを変えたくて、笑いながら話を変えた。
「えっ!」
「動画をアップするのをやめたのは……小3くらい? その年齢で、お母さんを守ろうって動けるのがすごいな」
ああ、そうか。
私は親戚に腹が立った以上に、お母さんがあることないことを言われるのが嫌だったんだ。
久保田先輩の言葉が、すとんと胸に落ちた。
温かいものが広がっていく。
「……ありがとうございます」
嫌な思い出が、少し救われた気がする。
「でもまあ、SNSをやめたのは、おばあちゃんがスマホを上手に使えるようになったっていうのも大きいんですけどね。今は、直接、動画を送ってます」
少し重苦しい空気になっていたのを変えたくて、笑いながら話を変えた。
「えっ!」