天才料理少女は、イケメン兄弟の恋心に気づかない
そんなある日、律がホームセンターで大量のプランターと種を買ってきた。



「最後にマリーを、マリーゴールドでいっぱいにしようよ」



かわいい弟を、力いっぱい抱きしめた。



「兄ちゃん、苦しい」

「ごめん。……ところで、土は?」

「あっ」



二人でホームセンターを何往復もして土を運んだ。

そして、庭で種まきをする。

店の前にも4つプランターを置いた。

これで、どうにか気持ちの整理ができるといいなって思っていたら、店のマリーゴールドの水やり中に、チラシを見つけた。
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