甘えん坊な彼氏に私だって甘えたい
「他のメンバーが手伝わないから莉央に皺寄せが来てるんでしょ? 僕は暇だし、一緒に手伝うよ」
「え……いいの?」
いつも甘えん坊で手のかかる彼が、そんな気の利いた提案をしてくれるなんて思ってもみなかった。
「うん、もちろん。でも、その代わり……」
瑠衣君の顔が、さっきよりもさらに近づいてきた。
キスをされると思った私は、勢いよく顔をプイッと背けた。
「瑠衣君! ここは学校だよ!? 誰かに見られたら恥ずかしいよ……」