甘えん坊な彼氏に私だって甘えたい


ああ、こんなにまとまらないのは私がちゃんと仕切れていないから? みんなに舐められているのは、私が強く言えないせいだから……?



時間も迫っていたため、私が意を決して会議を始めようと声をかけかけた、次の瞬間——。



「いい加減にしてください」
 


一人の低い声が響き、教室内の空気が一瞬でピリッと張りつめた。


みんなが唖然としたように、瑠衣君の方へ視線を向けた。もちろん、私もだ。



「さっきからなんですか? みなさん、あまりにも自分勝手過ぎませんか? 莉央を困らせて、そんなに楽しいですか?」


「る、瑠衣君。急にどうしたの?」


私は慌てて瑠衣君へ駆け寄ったが、彼は全く気にすることなく話を続けた。


< 35 / 55 >

この作品をシェア

pagetop