甘えん坊な彼氏に私だって甘えたい


「え……!? まさか、莉央から抱きしめてくれるなんて……!」


瑠衣君は「どういう風の吹き回し?」と言いたげな顔で、私の顔を覗き込んできた。


私はニヤリと口元を緩めた。
 

「甘え返し! 私だって生徒会でめちゃくちゃ頑張った分、瑠衣君に甘えてバランスを取りたいんだから! だからこれからは、私もたくさん甘えさせてもらうからね」


「莉央……大大大好き! でも、僕だって負けないんだからね!」
 

私たちはお互い顔を見合わせて笑うと、静かに唇を重ねた。
 

そのキスは甘い味がして、少し熱かった。


私は彼が困ってしまうくらい、何度も何度もキスを繰り返した。




だって、私だってあなたに甘えたいんだから。

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