碧くんの好きが溢れてる④ 〜あなたが好き過ぎて寂しいんですけど〜
 ママから頼まれたお手伝いは、すぐに終わった。他にも手伝ったが、集中したら直ぐに終わるのだ。そしてすることがなくなって、また暇になる。

することがないから、宿題も珍しくやったが、今まで以上に早く終了。なんで直ぐに終わるかな。

いつも夏休み終わりに泣きそうになりながらする宿題。でも今回の宿題が早く終わるのは、碧くん先生の勉強会のお陰だ。勉強を教えてくれるの上手かったから。

それを考えたら、また悲しくなった。本当にもう碧くんとは終わりなのかな。

付き合ってもいない、お試しお付き合いが、あっけなく解消。悲し過ぎ。


 翌日は早く目が覚めた。食っちゃ寝(ね)しているから、寝過ぎて早起きしてしまったのだ。夜も寂しく思ったが、朝も碧くんのことが頭によぎる。

そう思うと、碧くんが足りない。会いたい。恋しいよ。
カーテンを開けようと窓際に立った。えっ、碧くんいる。

どうしてこんな早朝に碧くんがいるの?それに私の家を見上げている。

私はびっくりして、何故か隠れてしまった。少しして本当に碧くんがいるのか、窓の外をもう一度、確かめて覗く。あれ誰もいない。

碧くんが恋し過ぎて、幻覚症状が出たか。頭を抱えて私は思う。危ないだろう私。

心が碧くん一色になって、幻覚まで見ているのは恋に溺れ過ぎている。こうしてストーカー化するのかと思った。怖すぎるよ私。
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