甘くて冷たい青葉くん。
「青葉くん送ってくれて、どうもありがとう!」
「別に、送ってねぇし。」
「…そ、そっか。」
たまたま方向が同じだっただけだよね。
そう思った私は、マンションのエントランスに入った。
エレベーターに乗って、ボタンを押した瞬間。
「……あ、青葉くん!?」
なんとエントランスを通り抜けた青葉くんが
同じエレベーターに乗っています。
な、なんで…!
「俺ん家なくなったから、一緒に住んでやるよ。」
「………え、えぇ!?」
なにを言ってるのかわけがわからないまま、エレベーターのドアが開いた。
とりあえず私は、エレベーターを降りることしかできなくて。
青葉くん、普通に着いてきてるんですけど…。
「何号室?」
「…い、いやちょっとまっ「だから何号室?」
かぶさる様に口にした青葉くんの言葉に。
「ご、501号室です…」
答えてしまった私。