甘くて冷たい青葉くん。
学校では氷点下な君の隣。
―――バタン
2人で玄関を出て思ったけど…
「家の前で、由梨ちゃんと待ち合わせしてるんだった!」
「……先歩いて。俺は時差で行くから。」
私は毎日由梨ちゃんと登校してるんだけど、由梨ちゃんの家は私の家から徒歩で10分くらいなんだ。
青葉くんをエントランスに残して、私は先に歩き始めた。
みんなに内緒の青葉くんとの関係を、由梨ちゃんだけには話したかったな…。
「おはよ~莉子~」
いつも通りに由梨ちゃんの隣を歩いてるけど。
言いたくてしょうがないけど、ポロっと言ってしまわないようにしないと。
「ねぇ、青葉くんとあの後一緒に帰れた?もしかして家も特定できちゃった感じ?」
「…あ、ううん、私の家の前まで一緒だっただけだよ!」
「そっか~なーんだ。」
だめだ、青葉くんの話になると動揺してしまう。
話題を変えなければ。