甘くて冷たい青葉くん。
「ゆ~り~ちゃんっ、一緒に帰ろ。」
「ねぇ、しつこい~。」
気が付いたら後ろから瀬戸くんが出てきて。
隣を見れば、気怠そ~にしてる青葉くんの姿が。
帰り道青葉くんと歩けるなんて初めてだよ~!
「家まで由梨ちゃんの、ボディーガードさせていただきます!」
「じゃあさ、駅前のカフェのケーキ奢ってくれる?」
「行きます!奢らせていただきます!」
瀬戸くんを手名付けている由梨ちゃん、すごい、すごすぎるよ。
すらっとしてるスタイルにゆるく巻いた茶色い髪に、整ったお顔。
由梨ちゃんは1年のときからモテモテなんだ。
それに比べて私は。
平凡の平の字くらいはあって欲しい、普通の女子高生。
特別スタイルがいいわけでもないし、髪は染めたことないけどほんのり茶色い地毛。
よくふわふわしてるねって言われるけど、自分ではよくわからないんだ。