義姉に全てを奪われ虐げられた令嬢は、青い小鳥の王子に溺愛される
ルリウスの腕に包まれ、シーラは心の底から安心感が生まれてくる。嬉しくてルリウスの胸に顔を埋めると、ルリウスはシーラの頭を優しく撫でた。
「シーラ、顔を見せて」
少し体を離し、シーラの顔を覗き込む。ルリウスの瞳は悲しげに揺れ、今にも泣き出しそうだ。
「ごめんね、シーラ。俺が君のそばを離れたばっかりに……まさかフィーヌが君を鳥の姿にするなんて思わなかった。もっと警戒すべきだったんだ」
項垂れながら悔しそうに唸るルリウス。
「ルリウス様、私はこうして無事でした。ルリウス様がすぐに助けに来てくれたおかげです」
シーラが嬉しそうに微笑むと、ルリウスはシーラの左手を優しく掴んで、薬指にはめられた指輪を指で優しくなぞった。
「指輪が君の危険を知らせてくれたんだ。何が起こったかはわからなかったけど、君の身に普段とは違うことが起きたってわかったからね。慌ててフルールを探したら、フルールも俺を探していたんだ」
「シーラ、顔を見せて」
少し体を離し、シーラの顔を覗き込む。ルリウスの瞳は悲しげに揺れ、今にも泣き出しそうだ。
「ごめんね、シーラ。俺が君のそばを離れたばっかりに……まさかフィーヌが君を鳥の姿にするなんて思わなかった。もっと警戒すべきだったんだ」
項垂れながら悔しそうに唸るルリウス。
「ルリウス様、私はこうして無事でした。ルリウス様がすぐに助けに来てくれたおかげです」
シーラが嬉しそうに微笑むと、ルリウスはシーラの左手を優しく掴んで、薬指にはめられた指輪を指で優しくなぞった。
「指輪が君の危険を知らせてくれたんだ。何が起こったかはわからなかったけど、君の身に普段とは違うことが起きたってわかったからね。慌ててフルールを探したら、フルールも俺を探していたんだ」