義姉に全てを奪われ虐げられた令嬢は、青い小鳥の王子に溺愛される
24止まらない思い
会場でルリウスを見つけたフルールは、それはそれは慌てた様子だった。
「体調不良だと言うフィーヌに付き添ったシーラの姿が見当たらない、戻ってきたフィーヌに聞いたらシーラは疲れたから帰ったと言われたが、そんなはずないと切羽詰まった様子で言うんだ」
ルリウスはその時の様子を思い出し、険しい顔になる。
「詳しい話を聞いてからフィーヌに確かめに行ったら、自分を部屋に置いたらすぐに帰った、シーラはこの国に慣れなくて辛いと言っていた、なんて言うんだよ。絶対におかしいと思ってすぐに探し回ったんだ」
そう言って、ルリウスはシーラの左手をそっと掴んで指輪に口付ける。
「指輪に居場所探知の魔法をかけておいてよかった。そうでなければ、今頃シーラはこの国から連れさらわれていたかもしれない」
そう言って、ルりウスはシーラを自分の腕のなかに引き寄せた。
「まさか鳥にさせられていただなんて……本当にごめん。何があっても守るって約束したのに、守れなかった」
シーラを抱きしめるルリウスの腕は、少し震えている。もしかしたらシーラを失ってしまったかもしれない未来を恐れ、後悔しているかのようだ。そんなルリウスを、シーラは優しく抱きしめ返した。
「体調不良だと言うフィーヌに付き添ったシーラの姿が見当たらない、戻ってきたフィーヌに聞いたらシーラは疲れたから帰ったと言われたが、そんなはずないと切羽詰まった様子で言うんだ」
ルリウスはその時の様子を思い出し、険しい顔になる。
「詳しい話を聞いてからフィーヌに確かめに行ったら、自分を部屋に置いたらすぐに帰った、シーラはこの国に慣れなくて辛いと言っていた、なんて言うんだよ。絶対におかしいと思ってすぐに探し回ったんだ」
そう言って、ルリウスはシーラの左手をそっと掴んで指輪に口付ける。
「指輪に居場所探知の魔法をかけておいてよかった。そうでなければ、今頃シーラはこの国から連れさらわれていたかもしれない」
そう言って、ルりウスはシーラを自分の腕のなかに引き寄せた。
「まさか鳥にさせられていただなんて……本当にごめん。何があっても守るって約束したのに、守れなかった」
シーラを抱きしめるルリウスの腕は、少し震えている。もしかしたらシーラを失ってしまったかもしれない未来を恐れ、後悔しているかのようだ。そんなルリウスを、シーラは優しく抱きしめ返した。