義姉に全てを奪われ虐げられた令嬢は、青い小鳥の王子に溺愛される
30誤解
ルリウスの焦ったような、そして怒ったような声が部屋に鳴り響く。普段憤った姿を見せないルリウスの様子に、シーラは驚いて目を大きく見開く。
「……大きな声を出してごめん」
ルリウスはハッとしてすぐに謝り、項垂れるように顔を伏せた。
(ルリウス様はこんなにも私を心配してくださっている。でも、それでも私はお二人のために、ルギオン様への誤解を解きたい)
シーラはそっとルリウスの腕を優しく撫でた。ルリウスは、顔を上げてシーラを見つめる。その瞳は、悲し気に揺れていた。
「ルリウス様が心配のあまりそうなってしまったのだとわかっています。だから、謝らないでください。……でも、やっぱり私は心からルギオン様が悪い人だとは思えないんです」
シーラの言葉に、ルリウスは顔を顰め苦しそうな表情をした。きつく片手を握り締め、感情を抑えているかのようだ。
「……シーラがそう思うのには、何か理由があるんだろう?いくらシーラが優しすぎるとはいえ、それだけじゃないとわかっているつもりだよ」
ぽつり、とルリウスは呟く。
「……大きな声を出してごめん」
ルリウスはハッとしてすぐに謝り、項垂れるように顔を伏せた。
(ルリウス様はこんなにも私を心配してくださっている。でも、それでも私はお二人のために、ルギオン様への誤解を解きたい)
シーラはそっとルリウスの腕を優しく撫でた。ルリウスは、顔を上げてシーラを見つめる。その瞳は、悲し気に揺れていた。
「ルリウス様が心配のあまりそうなってしまったのだとわかっています。だから、謝らないでください。……でも、やっぱり私は心からルギオン様が悪い人だとは思えないんです」
シーラの言葉に、ルリウスは顔を顰め苦しそうな表情をした。きつく片手を握り締め、感情を抑えているかのようだ。
「……シーラがそう思うのには、何か理由があるんだろう?いくらシーラが優しすぎるとはいえ、それだけじゃないとわかっているつもりだよ」
ぽつり、とルリウスは呟く。