義姉に全てを奪われ虐げられた令嬢は、青い小鳥の王子に溺愛される
ルリウスが顔をそむけようとすると、シーラは視線が合うようにリウスの頬を強引に自分へ向けた。ルリウスは驚いてシーラを見る。
「ルリウス様、あまりご自分を責めないでください。私はちゃんとルリウス様に守ってもらえて、こうしてあなたの目の前にいます。それの何がいけないのですか?できたことに目を向けず、できなかったことに目を向けて悔やんでいるだけで何になるというのですか。ここにいる私を、ちゃんと見てください」
シーラが真っすぐにルリウスを見つめた。いつもは優しさを湛えているローズピンクの瞳は、今は底知れぬ強さを宿している。
「それに、ルギオン様のことが許せないのなら、きちんと面と向かって思いを伝えるべきです。すれ違ったままお互いに気持ちを伝えないでいるから、こうやって思いをくすぶらせて怒りになってしまうんです。自分の気持ちをちゃんと伝えて、相手の気持ちもちゃんと知ろうとするべきです。それが、大切に思う人であるならなおさらです」
「シーラ……」
シーラの言葉一つ一つが、ルリウスの心へじんわりと広がっていく。
「お二人がお互いの誤解を解いてわかり合えたなら、きっとこの国はもっと良くなる、私はそう思います。そして、そんな国で生きるルリウス様の隣で、一緒に笑っていたい、そう思うんです」
シーラが優しく微笑むのと同時に、窓からまた風が吹いてシーラの髪の毛がふわりと靡く。窓から差し込む朝日がちょうどシーラへスポットライトのように当たり、キラキラと輝くその笑顔があまりにも眩しく感じられて、ルリウスは思わず目を細めた。
そっと、ルリウスはシーラを抱き寄せる。まるで壊れないように、大切で仕方がないというように優しく抱きしめた。
「ルリウス様、あまりご自分を責めないでください。私はちゃんとルリウス様に守ってもらえて、こうしてあなたの目の前にいます。それの何がいけないのですか?できたことに目を向けず、できなかったことに目を向けて悔やんでいるだけで何になるというのですか。ここにいる私を、ちゃんと見てください」
シーラが真っすぐにルリウスを見つめた。いつもは優しさを湛えているローズピンクの瞳は、今は底知れぬ強さを宿している。
「それに、ルギオン様のことが許せないのなら、きちんと面と向かって思いを伝えるべきです。すれ違ったままお互いに気持ちを伝えないでいるから、こうやって思いをくすぶらせて怒りになってしまうんです。自分の気持ちをちゃんと伝えて、相手の気持ちもちゃんと知ろうとするべきです。それが、大切に思う人であるならなおさらです」
「シーラ……」
シーラの言葉一つ一つが、ルリウスの心へじんわりと広がっていく。
「お二人がお互いの誤解を解いてわかり合えたなら、きっとこの国はもっと良くなる、私はそう思います。そして、そんな国で生きるルリウス様の隣で、一緒に笑っていたい、そう思うんです」
シーラが優しく微笑むのと同時に、窓からまた風が吹いてシーラの髪の毛がふわりと靡く。窓から差し込む朝日がちょうどシーラへスポットライトのように当たり、キラキラと輝くその笑顔があまりにも眩しく感じられて、ルリウスは思わず目を細めた。
そっと、ルリウスはシーラを抱き寄せる。まるで壊れないように、大切で仕方がないというように優しく抱きしめた。