義姉に全てを奪われ虐げられた令嬢は、青い小鳥の王子に溺愛される
「それに、俺はどうしたって君を手放せやしないんだ。君を愛してるし君以外じゃ駄目なんだ。俺は君と一緒に一生を添い遂げたい。だから、さっき言ったことは忘れて。もう二度と、あんなことは言わないし思わないよ」
そう言って眉を下げ、ルリウスは微笑みながらシーラの手の甲へキスをする。
(ルリウス様……不安な気持ちも幸せにしたいという気持ちも、どちらもルリウス様の本心なのだわ。私はその気持ちにちゃんと応えたい)
シーラは、ルリウスの顔を覗き込んで微笑んだ。
「ルリウス様、私はここにきてルリウス様の側にいることができて幸せですよ。前にもお伝えしましたが、あの屋敷にいた頃は、一生お姉さまにいじめられて生きていくものだとばかり思っていました。自分の人生は真っ黒に塗りつぶされて、もう美しい色なんてどこにもないと思っていました」
目を伏せ、当時のことを思い出すシーラの表情は苦しそうだ。ルリウスは思わずシーラの両手を自分の手で包み込む。
「でも、ルリウス様と出会って私の人生は美しく色づきました。知らない国で新しいことを一から学ぶのは確かに大変です。でも、大変なことばかりじゃない。屋敷に閉じ込められ、何も知らなかった私にとって新しいことを知っていくことは、毎回ワクワクすることばかりなんです」
そう言って眉を下げ、ルリウスは微笑みながらシーラの手の甲へキスをする。
(ルリウス様……不安な気持ちも幸せにしたいという気持ちも、どちらもルリウス様の本心なのだわ。私はその気持ちにちゃんと応えたい)
シーラは、ルリウスの顔を覗き込んで微笑んだ。
「ルリウス様、私はここにきてルリウス様の側にいることができて幸せですよ。前にもお伝えしましたが、あの屋敷にいた頃は、一生お姉さまにいじめられて生きていくものだとばかり思っていました。自分の人生は真っ黒に塗りつぶされて、もう美しい色なんてどこにもないと思っていました」
目を伏せ、当時のことを思い出すシーラの表情は苦しそうだ。ルリウスは思わずシーラの両手を自分の手で包み込む。
「でも、ルリウス様と出会って私の人生は美しく色づきました。知らない国で新しいことを一から学ぶのは確かに大変です。でも、大変なことばかりじゃない。屋敷に閉じ込められ、何も知らなかった私にとって新しいことを知っていくことは、毎回ワクワクすることばかりなんです」