義姉に全てを奪われ虐げられた令嬢は、青い小鳥の王子に溺愛される
(ここで怯んではダメよ。私は、もうあの頃の私とは違う。ここでルリウス様の側で生きていくと決めたのだから)
シーラは両目を瞑り、小さく深呼吸する。それから目をゆっくりと開き、レディアたちへ視線を向け微笑んだ。
「確かに、私の生い立ちは皆さんにとって王太子妃にふさわしくないように思えるのだと思います。それは否定しません。……ですが、私はそれでもルリウス様の側にいて、ルリウス様のお役に立ちたいと思っています」
シーラは両手を強く握り締めたまま、強い意思のこもった瞳をレディアたちへ向け続ける。
「少しでもルリウス様にふさわしい人間になれるようにと日々学び、努力しているつもりです。まだまだその努力は足りないかもしれません。それでも、私はいつか皆さんに王太子妃として申し分ないと思ってもらえるようこれからも頑張りたいと思っています」
はっきりと言い切るシーラに、レディアたちは瞠目する。近くにいたマーサは、ほんの少しだけ口角を上げ満足そうにシーラを見つめている。
「……そうですか。わかりました。私たちは、シーラ様を応援します。マーサ、もういいかしら?私たち、もうシーラ様にこんなことしたくないのだけれど」
レディアはそう言ってマーサを見る。
「ええ、十分です。ありがとうございました。今回のお茶会の試験も合格です。シーラ様も皆さんもお疲れさまでした」
マーサがそう言うと、伯爵令嬢ふたりはほっとしたように息を吐き嬉しそうに破顔する。レディアも大きく息を吐いてからシーラを見て微笑んだ。
シーラは両目を瞑り、小さく深呼吸する。それから目をゆっくりと開き、レディアたちへ視線を向け微笑んだ。
「確かに、私の生い立ちは皆さんにとって王太子妃にふさわしくないように思えるのだと思います。それは否定しません。……ですが、私はそれでもルリウス様の側にいて、ルリウス様のお役に立ちたいと思っています」
シーラは両手を強く握り締めたまま、強い意思のこもった瞳をレディアたちへ向け続ける。
「少しでもルリウス様にふさわしい人間になれるようにと日々学び、努力しているつもりです。まだまだその努力は足りないかもしれません。それでも、私はいつか皆さんに王太子妃として申し分ないと思ってもらえるようこれからも頑張りたいと思っています」
はっきりと言い切るシーラに、レディアたちは瞠目する。近くにいたマーサは、ほんの少しだけ口角を上げ満足そうにシーラを見つめている。
「……そうですか。わかりました。私たちは、シーラ様を応援します。マーサ、もういいかしら?私たち、もうシーラ様にこんなことしたくないのだけれど」
レディアはそう言ってマーサを見る。
「ええ、十分です。ありがとうございました。今回のお茶会の試験も合格です。シーラ様も皆さんもお疲れさまでした」
マーサがそう言うと、伯爵令嬢ふたりはほっとしたように息を吐き嬉しそうに破顔する。レディアも大きく息を吐いてからシーラを見て微笑んだ。