義姉に全てを奪われ虐げられた令嬢は、青い小鳥の王子に溺愛される



「シーラ様、今日は楽しい時間をありがとうございました。今度は試験ではなく本当のお茶会をまた楽しみましょうね」
「……はい!ぜひ」

 レディアたちは立ち上がり、小さくお辞儀をしてその場を立ち去ろうとする。伯爵令嬢二人が少し先に歩き出すと、レディアはそれを眺めふと立ち止まる。

「ごめんなさい、先に行っててもらえるかしら」
「わかりました」

 レディアがそう言うと、伯爵令嬢二人は返事をして小さくお辞儀をし、その場から立ち去る。

(?)

 どうしたのだろうかとシーラがレディアを見ると、レディアはシーラの隣まで足を運び、真剣な顔で席へ座る。

「シーラ様、隣国のゲルダン国にはご注意くださいね。国交のために、ゲルダン国の王女様をルリウス様の相手にとこちらへ送り込もうとしているらしいのです」



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